和食ワールドチャレンジとは?

「和食ワールドチャレンジ」は、日本料理に高い関心を持ち、知識や技術の向上のため日々努力している外国人料理人を対象とした、日本国農林水産省主催の日本料理コンテストです。
和食ワールドチャレンジは、今年で10回目の節目を迎えます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により過去2大会はオンラインで開催しましたが、今回は世界3都市(パリ・ニューヨーク・シンガポール)で開催される地域予選会とオンラインによる予選会を行います。
各地域予選会で勝ち上がった上位3名と、オンライン予選会の上位2名の5名に加え、各地域予選会で2位になった選手の中から1名の合計6名をファイナリストとして、決勝大会に招待します。

今年は、自身の料理のスキルを直接披露いただける地域予選会と、世界中から応募可能なオンライン予選を実施する、ハイブリットな大会といたします。
記念すべき第10回の和食ワールドチャレンジのテーマは『DASHI』です。日本料理の味わいを構成する原点である『DASHI』を十分に活用した日本料理を世界に披露してください。

皆様のご応募お待ちしております。

 参加者メリット 

地域予選会に進出すると

日本料理のトップシェフによる日本料理ワークショップに参加できます。
日本料理の実践的な技術をトップシェフから直接学ぶチャンス!

ファイナリスト6名は東京で開催される決勝大会へご招待!

• 日本料理のトップシェフによる特別な日本料理講習会を開催。
トップシェフからさらに深い日本料理の技術や知識を学べるチャンス!
• 日本の食材生産者見学ツアーを開催。
伝統的な日本産食材が作られる様子を実際に見て学べるチャンス!

 10回記念スペシャル特典 

WWC第10回大会を記念し、大変貴重な経験となる追加の特典をご用意しました。

ファイナリスト6名に選出されると

WWC決勝大会翌日より、京都にてトップシェフのお店にて3日間の研修を実施

さらに、決勝大会にてWWC上位者に選出されると

日本料理アカデミー主催「日本料理大賞」への特別参加権付与
「日本料理大賞」は、調理師免許所得で、且つ調理経験年数5年以上の料理人を対象とした日本料理アカデミーが主催する料理コンテストです。
出場選手による日本料理の高度な知識と技術を間近で学ぶチャンスです。

審査員

審査員長よりチャレンジャーへのメッセージ

和食ワールドチャレンジは、今回で10回目の節目を迎えます。
日本料理を一つの文化として更に世界に広めていくためには、磨かれた技術により美味しいものをお客様へ提供するというだけではなく、日本料理が持つ背景、日本という国の文化も深く理解していくことが重要です。
和食ワールドチャレンジでは、日本料理の技術はもちろんのこと、文化や歴史、精神を深く理解し、それを表現する場としてください。

日本料理の経験がある料理人は、まだ自分は和食ワールドチャレンジに挑戦するのは早いと思わずに、ぜひ一度挑戦をしてみてください。挑戦を重ねることで、学びと経験を得て自信へと繋がります。
日本料理の魅力を世界に伝える一人として、あなたのご応募をお待ちしております。
ファイナリストと、東京でお会いできるのを楽しみにしています。

審査員長
村田 吉弘
日本食普及の親善大使
「菊乃井」 主人
特定非営利活動法人日本料理アカデミー理事長
コメント動画

審査副員長より応募にあたってのアドバイス

和食ワールドチャレンジは今年で10回目を迎えます。
今年はオンライン予選会だけでなく、パリ・ニューヨーク・シンガポールの3都市での地域予選会も実施します。
地域予選会では、直接他の選手や日本の審査員の先生と話す機会を持てる場となるため、貴重な経験になると思います。今年は日本料理ワークショップの開催により、より広い交流の場を作りたいと考えています。

今年10回目のテーマは「DASHI」です。
出汁は日本料理を作る上で無くてはならない存在です。第10回大会にあたり、日本料理に欠かせない「出汁を取る」という基礎技術に立ち返ってほしいという思いを込めてテーマとしました。ご自身の料理の中で出汁をどのように活かしたのか、そこに注目して審査を行いたいと思います。出汁によるうま味が最大限に活かされた料理を期待しています。

審査副員長
仲田 雅博
学校法人大和学園理事
大和学園ホスピタリティー産業振興センター センター長
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