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決勝戦進出者決定!

世界に通じる和食を

海外の日本料理店の数は約5万5000店。
この3年で2倍近くにまで急増している。

ロンドンで、パリで、ニューヨークで、上海で、ジャカルタで…。
世界中の料理人が、そして美食家たちが熱い視線を日本料理に注ぐ。

素材そのものの味を大切にし、うま味を中心に構成し、
盛り付けの美しさにも気を配る日本料理は、
ヘルシーで芸術的でそして何よりおいしい。

世界各地で日本料理の腕を磨き、その魅力を現地の人々に伝える
料理人による料理コンペティションが開幕する。

和食の伝道者たちよ、思う存分、腕をふるえ。

主催: 農林水産省
後援: 日経BP社

受賞者発表

和食ワールドチャレンジ2015は、1月30日(金)に決勝審査会を開催し、タイの日本料理店「菜の花」の料理長であるジャラン・ディプァク氏を全出場者の中で最優秀賞と認めて「金賞」を授与することを決定しました。
次いで「銀賞」には残念ながら相当するものがなく、「銅賞」を二人に授与することになりました。
金賞「甘鯛の海老芋そば蒸し」
ジャラン・ディプァク
41歳 男性 タイ
大阪料理 「菜の花」
料理長
和食ワールドチャレンジの決勝進出者10人の中で唯一、2度目の挑戦となったジャラン・ディプァクさんが最終審査会の満場一致で金賞と決定しました。
蒸すことでアマダイと海老芋のそれぞれの食材本来の味を引き出し、鰹と昆布の合わせだし汁と海苔、ワサビで1つの器にまとめました。アマダイと海老芋の甘みを味わいながら食べ進めると、海苔とワサビで次第に味が変わっていくことを楽しめるというディプァクさん発案の自信の一品が金賞を射止めました。
銅賞「魚膳(オソン)トマトかぶら流し仕立て」
チョウ・ソヨン
40歳 女性 韓国
辻調理技術研究所
銅賞「蕪の蟹真丈射込み~早春富士の和み」
ゴンサロ・サンチアゴ
バウティスタ
48歳 男性 メキシコ
「レストランサントリー
デルバジェ店」
料理長

決勝戦出場者

決勝戦進出作品

料理名:「甘鯛の海老芋そば蒸し」

甘鯛の上にのった芋そばの意外さと、食するうちに「鰹出汁」「海苔」「生山葵」と旨みを感じます。

Jaran Deephuak

41歳 男性 タイ
大阪料理 「菜の花」
料理長

profile

料理名:「調和~洋風肉じゃが」

日本料理の本にもれなく登場する誰もが好きな「肉じゃが」。ご飯のおかずではなく、ワインに合う料理として考案しました。同じ材料を二通りの方法で調理することで、一つの料理で伝統と現代が出会う楽しさを伝えたいと思います。

高芝銀

46歳 女性 韓国
服部栄養専門学校

profile

料理名:「蟹真薯の甲羅蒸し」

蟹、本来の味と香りを十分に生かして、さらに格がある料理の風味を加えた料理です。

表吉澤

46歳 男性 韓国
ザ・リッツ・カールトン ソウル
「HANAZONO」総括シェフ

profile

料理名:「甘味噌とハラペーニョ サーモンのたたき」

旨味から甘味、辛味まで、あらゆる味蕾を刺激します。また、刺身は飾り気のない自然な味わいを引き出しています。それはあたかも口の中の祝祭のようです。

Usman Khan

30歳 男性 パキスタン
「NOBUケープタウン」
寿司シェフ

profile

料理名:「さんまの煮物 梅干添え」

質の良い新鮮な魚と、和食の定番の食材。旬を感じさせる料理であり、VIPのお客様にふさわしい私の得意料理です。

Wasala Thusharath Mudiyanselage

45歳 男性 スリランカ
ル・メリディアン・ドバイ
「菊」シニアスーシェフ

profile

料理名:「蕪の蟹真丈射込み~早春富士の和み」

日本にある美しい山「富士山」にインスピレーションを受けて考えた料理です。

Gonzalo Santiago Bautista

48歳 男性 メキシコ
「レストランサントリー デルバジェ店」
料理長

profile

料理名:「魚膳(オソン)トマトかぶら流し仕立て」

魚膳(オソン)は韓国の昔からの宮廷料理で王様が食べられたそうです。野菜と魚のコラボでバランスが取れた上品で健康的な料理です。また、韓国特有の5色(ゴミョン;赤、白、黒、緑、黄)を使い、見た目もキレイに仕上げました。

趙書潁

40歳 女性 韓国
辻調理技術研究所

profile

料理名:「照焼 寒鰤の柚子味噌射込み 網脂包み」

定番料理として良く知られた照り焼きソースと他の日本食材を組み合わせ、よりヨーロッパ風のモダンな手法で調理することで、ユニークな料理に仕上げています。

Daniele Codini

27歳 男性 イタリア
「Yashin Ocean House」
上席副料理長

profile

料理名:「豆乳しゃぶしゃぶ」

シアトルの新鮮な魚介の鍋。ダシに豆乳を使い、できたての湯葉に生ウニを巻いて食べるなど遊び心があふれる一品です。

Aaron L Pate

39歳 男性 米国
「Shiro's Sushi」
寿司シェフ

profile

料理名:「和牛柚子ステーキ」

日本を代表する柑橘である柚子と和牛ステーキを組み合わせた一品。柚子胡椒と柚子ジャムで楽しませます。

Nasrul Awaludin

34歳 男性 インドネシア
「Kappo Don」
コック

profile

審査委員の紹介

決勝戦審査委員

風戸 正義

さかえ寿司代表

熊谷 喜八

アイビー最高顧問

高橋 義弘

「南禅寺 瓢亭」15代

伏木 亨

京都大学大学院教授

米村 昌泰

「レストランよねむら」シェフ

リー・ウォック・ウィン

和食ワールドチャレンジ2013優勝者

アラン・デュカス

フランス料理シェフ

開催スケジュール・審査方法

2014年〜10月31日

応募受付期間

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11月中旬

1次審査 書類審査

エントリーシートに基づき、辻調理師専門学校の日本料理教授が書類審査を行います。
応募作品のテーマへの合致度を中心に、料理の美しさやオリジナリティ、料理人の知識・技能レベル、日本料理への取り組みの姿勢など総合的に判断します。
20作品が2次審査に進みます。

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12月上旬

2次審査 レシピ再現・試食審査

辻調理専門学校の設備を使い、同校の日本料理専任講師が1次審査通過の作品をレシピ通りに再現し、日本料理教授3人が試食して審査します。
上位10作品が決勝審査に進みます。

辻調理師専門学校におけるレシピ再現

辻調理師専門学校におけるレシピ再現

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2015年1月30日(金)

決勝審査 実技審査・試食審査

2015年1月30日(金)にラ・キャリエール クッキングスクール(京都市)で開催します。決勝進出者の渡航費と宿泊費は主催者が負担します)
「応募レシピ」を応募者自ら調理してもらい、厨房内の作業を含めて審査します。
また、前日の1月29日(木)には買い出しの時間を設け、出品作品のレシピが変わらない範囲で予め用意した食材・食品の代わりに自ら調達してよいものとします。
審査の結果、金賞、銀賞、銅賞それぞれ1作品を決定します。

作業審査の模様

作業審査の模様

試食審査の模様

試食審査の模様

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1月31日(土)

表彰式

表彰式

表彰式の模様

2015年1月31日(土)に京都で開催する「和食シンポジウム」(主催:農林水産省)にて、表彰式と優勝者のデモンストレーションを実施します。

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和食ワールドチャレンジとは

和食ワールドチャレンジは、日本料理の素晴らしさを世界各国で伝える実力ある料理人たちを発掘し、顕彰する目的で2013年12月に第一回大会(主催:和食ワールドチャレンジ実行委員会、農林水産省)が開催されました。今回の大会は、これを引き継ぐ二回目の開催となります。

和食ワールドチャレンジは、日本料理に携わる人で日本以外の国籍の持ち主であれば誰でも参加できます。書類審査とレシピ再現による試食審査の2段階の予選審査を経て、決勝進出者を決定。決勝大会では、応募者自身が調理したメニューを、著名料理人などの審査員が試食審査します。審査に当たっては、応募作品の完成度はもちろん、日本料理の基礎的な技術や知識、そして文化的な理解も評価の対象とし、日本料理への敬意と情熱に溢れる料理人を見いだします。

第一回大会には、世界21の国と地域から106の料理メニューが集まり、予選を勝ち抜いた10人よる決勝審査会(東京・汐留)で、シンガポールで寿司割烹「Santaro Japanese Restaurant」のシェフ、リー・ウォック・ウィン氏が優勝の栄冠を手にしました。

世界のさまざまな場所で、腕を磨き、よりおいしい日本料理を提供し、一人でも多くのお客を喜ばせようと努力する料理人を応援する和食ワールドチャレンジ。料理人のみなさまのご応募をお待ちしております。

2013大会の詳細はこちら(和食ワールドチャレンジ2013サイトへ)

応募要項

応募資格

日本以外の国籍を有する料理人および料理学校生(現在の居住地は日本国内外を問いません)

作品規定

  • 応募者が開発したオリジナルメニュー、または、応募者が経営(勤務)する店のオリジナルメニューであること(応募者が店の従業員である場合は、本コンペティションに関してオーナーまたは店長の了承を得てください。応募をもって、オーナーまたは店長の了承を得たものとします)。
  • 他の料理コンテストで賞を受けた作品でないこと。
  • 応募作品は一品料理(コース料理の中の1品でも可)。1人3作品まで応募できます。
  • 使用する材料、その使用量、作り方、盛り付け方を含めて、レシピから第三者が正しく再現できるものであること。
  • お菓子、デザート、ドリンクは応募作品の対象外とします。

個人情報について

応募用紙に記入された個人情報は、和食ワールドチャレンジ事務局(日経BP社)が管理し、審査結果の発表、応募者への問い合わせ、入賞者への連絡等、本コンペティションの実施に必要な範囲で使用いたします。

日経BP社の個人情報取得に関するご説明

作品の公開について

応募作品は本コンペティションのWEBサイト、大会パンフレット、日経レストランなどにて紹介する予定です。また、和食ワールドチャレンジ事務局は、応募作品を映像・出版物等へ掲載する使用権を有します。応募者はこれを了承のうえご応募ください。

応募締切

2014年10月31日(金) ※必着


お問い合わせ先

washoku-question@nikkeibp.co.jp

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