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和食ワールドチャレンジ2016は、12月15日(木)に決勝審査会を開催し、海外和食料理人No.1(金賞)の栄冠をマレーシアのチョン・チェン・ロン選手(31歳)が獲得しました。銀賞は、オーストラリアのショーン・プレスランド選手(45歳)。銅賞は、タイのソンクラーン・コムニュー選手(35歳)でした。
豆腐や冬野菜を冬においしいアカムツで包み焼いた料理です。芯をくり抜きやわらかく煮たカボチャを詰めたゴボウを添えながらも、彩りや食感にバラエティーを持たせることを意識して、あえて枝豆の天ぷらも加える工夫も見られました。味だけでなく、あしらいを含めて、トータルで完成度が高かったことが高評価につながりました。
鶏モモ肉で総菜のキンピラを巻いて、バルサミコの風味を付けた照り焼きのタレを組み合わせたアイデア料理。オーブンでパリッと焼いた鶏の皮を添えてあり、食感も楽しませてくれる。見た目は洋風だが、和のテイストを感じられて味も優れている点が認められました。
もっちりした食感の蓮根まんじゅうに、サラミで塩味をつけて、うま味を引き出しています。食用の菊の花を着けて揚げ、磯の良い香りの海苔のあんかけでまとめることで、黄色と黒色のコントラストも美しく仕上げています。
各選手、持ち時間15分のプレゼンテーションを行います。
その15分間で審査員による試食審査、質疑応答などを行います。
(12:00~15:00まで配信予定)
16:30から和食ワールドチャレンジ2016表彰式を行います。
厳正な審査を経て、金賞、銀賞、銅賞の3賞が選ばれます。
(16:30~17:03まで配信予定)
12月15日(木)に行う、和食ワールドチャレンジ2016(WWC2016)決勝大会は、YouTubeでその模様を生中継します!
下記のURLにアクセスいただければ、日本時間12月15日(木)12:00pmより、ご覧いただけます。
決勝戦の配信スケジュール
2016年12月15日(木)
アメリカ合衆国(勤務地:アメリカ合衆国)
レストラン名 Five Gold Inc.
シェフに関する詳細はこちらマレーシア(勤務地:マレーシア)
レストラン名 ORIBE SUSHI RESTAURANT
シェフに関する詳細はこちらスコットランド(勤務地:デンマーク)
レストラン名 Oiran Madhus
シェフに関する詳細はこちらアメリカ合衆国(勤務地:アメリカ合衆国)
レストラン名 Il Buco Alimentari e Vineria
シェフに関する詳細はこちらスリランカ(勤務地:スリランカ)
レストラン名 IKOI-TEI (HILTON COLOMBO)
シェフに関する詳細はこちらシンガポール(勤務地:シンガポール)
レストラン名 Fat Cow Restaurant
シェフに関する詳細はこちらルーマニア(勤務地:ルーマニア)
レストラン名 TOKYO JAPANESE RESTAURANT
シェフに関する詳細はこちらオーストラリア(勤務地:オーストラリア)
レストラン名 kisumé
シェフに関する詳細はこちらタイ(勤務地:タイ)
レストラン名 大阪料理 菜の花(nanohana)
シェフに関する詳細はこちら台湾(勤務地:中国)
レストラン名 千生和割烹料理(senwa cuisine)
シェフに関する詳細はこちら日本料理の専門家が、日本料理らしさ、料理の完成度、オリジナリティー、日本料理に対する考え方などの観点 から審査しました。「食材を生かし、アイデアの優れた作品」を選出した結果、18カ国・地域の23人を第1次審査通過者とさせていただきました。
審査委員長 熊谷喜八
昭和21年生まれ。1987年KIHACHI開業。サザビーリーグ アイビーカンパニー 最高顧問。全日本司厨士協会 最高技術顧問、全日本洋菓子工業会 理事などの要職を兼ねる。フランス アルパッジョン料理コンクールにおいて、プロスペールモンターニエ杯を日本人として初受賞。厚生労働省「卓越技能章 現代の名工」「黄綬褒章」なども受章。
昨年は、ファイナリストの皆さんが料理している、その素晴らしい立ち姿、包丁さばきに感動しました。優勝者の「アマダイの酒蒸し黄身酢かけ」は、アマダイにどの程度塩を打って置いておくかが重要ですが、見事に調理していました。ほかのファイナリストの料理も僅差の出来です。今年も、和食を世界に広める皆さんに、ぜひ挑戦していただきたいと思っています。
審査委員 服部幸應
服部栄養専門学校 理事長・校長。昭和20年生まれ、東京都出身、立教大学卒、昭和大学医学部医学博士。全国調理師養成施設協会会長、厚生労働省「健康大使」、農林水産省「日本食普及の親善大使」などの要職を兼ねる。藍綬褒章、仏レジオン・ドヌール勲章シュバリエ章など叙勲。
日本に来て、和食を見て食べて作って、あなたの和食に一層の磨きをかけ、新しい道を広げられる年に一度のチャンス。それが「和食ワールドチャレンジ(WWC)」です。おいしいおかずのレシピを応募して、勝ち抜き、ぜひ日本に来てください。決戦では、私も皆さんのお料理を審査します。研修会では、私からも和食の真髄をお伝えします。12月、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
農林水産省食料産業局 食文化・市場開拓課 外食産業室長
高橋 一郎
・他の料理コンテストで賞を受けていない作品で、応募書者、あるいは応募者が経営(または勤務)する店のオリジナルメニューであること。
・応募作品は一品料理。1人3作品まで応募できます。
・使用する材料、その使用量、作り方、盛り付け方を含めて、レシピから第三者が正しく再現できるものであること。
・お菓子、デザート、ドリンクは対象外です。
日本以外の国籍を有する料理人および料理学校生
(現在の居住地は日本国内外を問いません)
①まずは、応募用紙をダウンロードしてください。
②応募用紙に必要事項を書き込んだら、作品の写真も添付して、ZIP形式で1つのファイルに圧縮してください。
③この画面の下にある「応募する」ボタンを押すと表示される応募フォームに必要事項を書き込んでください。
④②で圧縮した応募用紙を、応募フォーム上でアップロードしてください。
⑤無事にアップロードが完了したら、応募完了です。
応募作品は本コンテストのWEBサイト、大会パンフレットなどにて紹介する予定です。
第一次:7月20日まで着 (5点UP/35点満点)
第二次:8月10日まで着 (3点UP/35点満点)
最 終:8月31日必着
第一次
予選審査
応募フォームの記載内容を日本料理の専門家が、日本料理らしさ、料理の完成度、オリジナリティー、日本料理に対する考え方などの観点から審査します(計30点)。アイデアを素早く形にできる技術点として、7月20日までに応募できれば+5点、8月10日までに応募できれば+3点となります。(満点35点)。
第一次審査通過(20作品)のお知らせは、9月中旬を予定しております。
第二次
予選審査
第一次審査通過レシピについては、改めて詳しいレシピをお送りいただきます。この詳しいレシピを元に、日本でレシピを再現、試食審査を行い、決勝進出10作品を選出します。
決勝
審査
2016年12月15日に東京にて開催。決勝進出者の渡航費と宿泊費は和食ワールドチャレンジ実行委員会が負担します。決勝審査では、応募作品とそれ以外に全員共通の課題料理を実際に調理してもらい、審査員が調理技術と料理の完成度を評価します。