2023年3月10日 
優勝はJakub HORÁK選手!

2023年2月27日(月)、28日(火)、決勝大会を東京で開催しました。
パリ、ニューヨーク、シンガポールで行われた地域予選会とオンライン予選会を勝ち抜いた6名のファイナリストが2日間にわたり腕を競い、Jakub HORÁK選手(チェコ共和国、Yamato Japanese restaurant)が優勝しました。

ファイナリストは、大会テーマ「DASHI」に沿って、課題①として共通食材を使用した「煮物椀」を、課題②として「指定の八寸皿を使用した前菜5品盛り」を作成しました。
優勝したJakub HORÁK選手は、「自分が優勝することは全く予期していなかったので、嬉しくて笑顔が止まりません。この優勝は私の人生を大きく変えるし、自分のキャリアにとってとても大きな追い風となると思います。今後は日本食のアンバサダーや講師となり、日本食には寿司・ラーメン・天ぷら以外にも数々の素晴らしい料理があるということをチェコの人々に伝えていきたいです。」と語りました。

村田審査員長からは、「これだけ高いレベルになったのは今大会が初めてだと思います。ファイナリストはしっかりと出汁を引くことができていました。皆、それぞれ個性を持った素晴らしい料理人だと思いますので、これからが楽しみです。自国で引き続き、美味しい日本料理を提供していただきたいです。」とのコメントをいただきました。

開会式には、勝俣孝明農林水産副大臣と和食ワールドチャレンジ会長の茂木友三郎氏にもご出席いただきました。

ファイナリスト

第1位 Jakub HORÁK(チェコ共和国、Yamato Japanese restaurant)


Jakub HORÁK選手


煮物椀


前菜盛り「梅の葉の5つの物語」

第2位 Yeo In Hyeok(日本、六雁 *韓国国籍)


Yeo In Hyeok選手


煮物椀


前菜盛り「春の盛り合わせ」

第3位 Aeron CHOO Boh Hin(シンガポール共和国、Kappou)


Aeron CHOO Boh Hin選手


煮物椀


前菜盛り「向旬」

Czar TAGAYUNA(アメリカ合衆国、レストランシェフ)


Czar TAGAYUNA選手


煮物椀


前菜盛り「帰郷」

YOO Kok Hoong(シンガポール共和国、Fat Cow *マレーシア国籍)


YOO Kok Hoong選手


煮物椀


前菜盛り「海山の八寸」

YANG Peishih(台湾、月夜岩 蟹懐石)


YANG Peishih選手


煮物椀


前菜盛り「春の吹き寄せ」

審査員

村田 吉弘 氏(審査員長)
日本食普及の親善大使、「菊乃井」主人、特定非営利活動法人日本料理アカデミー 理事長

仲田 雅博 氏(審査副員長)
学校法人大和学園理事、大和学園ホスピタリティー産業振興センター センター長

柳原 尚之 氏
日本食普及の親善大使、近茶流 柳原料理教室 主宰

田崎 真也 氏
日本食普及の親善大使、日本ソムリエ協会 会長

野村 友里 氏
「eatrip」主催 料理人

皆様の温かい応援、誠にありがとうございました。

ダイジェスト動画

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※3月24日掲載